おかえりやさい おかえりやさいプロジェクト
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プロジェクトについて

「おかえりやさいプロジェクト」は、名古屋市の第4次一般廃棄物処理計画の策定の際に、市民提案を行うために集まった名古屋市民を母体として、2008年2月に発足しました。

「循環型社会なごや」の実現をめざして、「名古屋の生ごみをもっと減らそう!」という思いを共有する市民・NPO・事業者らが連携して活動を進めています。

“おかえりやさい”って何?

「おかえりやさい」は、名古屋市内のスーパー・レストラン・学校給食などから出る生ごみ(食品循環資源)を名古屋市内の施設で堆肥にし、その堆肥を使って名古屋近郊の農家が栽培した野菜です。

生ごみとして排出された野菜がふたたびキッチンに戻ってくることから、「おかえりやさい」と命名しました。


4つの特長

ごみ減量に貢献 「おかえりやさい」は、従来ごみとして燃やされていた生ごみを原料とした堆肥で育てられています。だから、「おかえりやさい」を食べることは、名古屋のごみ減量に貢献することになります。
 
化学肥料・減農薬を減らせました 「おかえりやさい」を生産する農家では、生ごみ堆肥を使うことで、従来よりも元気な野菜が育つようになり、化学肥料と農薬の量を減らすことができました。
 
地産地消 「おかえりやさい」は、名古屋近郊で育った「地産地消」野菜です。地域で採れた野菜は輸送にかかるエネルギー(フードマイレージ)が少なく、農地の保全にもつながります。
 
食育の教材として 生ごみが土に還り、ふたたび野菜となる自然のプロセスを「見える化」している「おかえりやさい」は、次世代を担う子どもたちへの食育の教材としても期待できます。